2012.MAY

タイトル／故人の心境

いつもの早起きが始まったようだ。身体はやや疲弊しているけど　何故だか早く目が覚める。これってもしかして・・・追求は止めておこう
遠くの東の空が白んでくるのが見えるし聞き慣れない鳥の声も聴こえている。

今朝のまどろみの中で脳裏に焼き付いたひとつの漢詩を幾度も詠んでいた。
「万里情風　海外飛香」

久しぶりに故　荒尾記史朗氏の屏風を出してみたら　今の季節にちょうどいい眺めなので　作品展に持って行ったのだった。
昔の作品で　彼が得意だった蓮の花と初夏の風景。会場でこの漢詩について議論。二行目の頭の文字が解らない。「舞う」　なのか「無」なのか
「何」なのか　　　最終日に偶然入場下さったご年配の紳士が一緒の女性に解説しているのを小耳にはさんで　追いかけて尋ねた。
結果「海外」　　字面（じづら）を美しく見せる為に　いにしえの人は「海」という文字のサンズイをはずして下に持って来て　そのサンズイを「水」と描いたとのこと。文字の深さと文字の美しく表す為のこだわりと氏が（書道の達人だったが）そういうことで　この二行を書いている事にある種の感動を憶えた。幽玄の広がりとのびやかな美しい詩であること。たぶん誰かの詩の一部だろう。（そこまでは知り得ないのだが）
この作品　ますます好きになりました。スッキリ

何人かの友人も久しぶりの氏との（作品をとおして）再会を喜んでいました＾＾

さあ　30日水曜日は「屋久島day」で高田kenta & naoさんが「屋久島の木を磨く」ワークショップを工房にて致します。お天気が良ければ外のデッキで。新しい出会いと　私達も久しぶりのoff気分です。

先日話題にしたraw sweetsの画像がこれ。ストロベリー
チョコ　　　ドライフルーツ（主にデーツ）とナッツでできていますよ。
本もたくさん仕入れて　色々試してみます。しばらくハマりそう！　　　　　2012.May 29th




今朝も例によって早起きだったが、シャーリー・マクレーンの「out on a limb」の事をなんとなく思い出している。読んだのは20代前半だったと思うが興味深い印象だけで　すっかり忘れていた。突然頭に浮かんで来てもう一度読み返したいと思っている。

「人生において偶然はない」ということ。

そういえば　昨日集まった人達もKentaとNaoと屋久島という地に引き寄せられたという感じだったもの。
穏やかな笑顔と心がたくさん溢れる　この不入道字「雲光」という　場所にもご縁を感謝した一日でした。まりちゃん、素敵な出会いを繋げてくれてありがとうね。2012.May 31st

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