■那珂川だより
2012.AUG.23rd
タイトル/人間のでき。
まずは天気の話から。
昨日はリアルなお天気の変化にただならぬものを感じた方が多かったのではないだろうか。眼前に背振山系が望める工房は 天気が変わる事をその山で知る。こっちは晴れていても 向こうの空は真っ黒だったり 霞んでいたり、雲の流れでまもなくこちらにも雨が来るなという感じ。昨日は工房の背面から覆われるような暗雲で みるみる嵐のように強い風が吹き雷がとどろき どしゃ降りのパターン。怖かった。
夏休みもまもなく終了で那珂川ミリカローデンにはone day体験の子供たちで溢れていました。「ステンドグラス de 万華鏡」制作8月24日(水)午後から行いました。お世話をしてくださったミリカのスタッフが言われた様に ざわつきも無しでひたすら作る事に熱中していた子供たち。作る事ってやはり没頭してしまうし ハンダゴテの作業は興味深いのでしょうね。したことないものね^^ ケーブルTV福岡のカメラに自慢げに作ったばかりの自分の万華鏡披露していましたよ。 難しい作業もなんのそのの知的好奇心おう盛なみんなの瞳はキラキラでした。
話変わって、最近人につまずいている私。心の置き所に難ありなのです。
そんな夜にTVのチャンネルを変えたら フランクルの「夜と霧」を取り上げた番組がやっていた。なんとはなしに姜尚中の話に聞き入っていた。こうありたいと苦しみもがくことで「生きる意味」を確認する。苦悩やむなしさと向き合う人生が未来から現実・過去へと積み上げられ金庫になっていく。という 人間は人生から問いかけられている。想像を絶する体験をした人々が「それでも全ての人生にyesと言う」のである。
人ではなく 自分の作品がもの言う日に向かって進むのだ。それだけなのだ。
お盆休み明けで なまった身体にウジャイ呼吸で雑念を放出し フレッシュな気を取り入れる。帰りは身体が軽くなっている。そんなことなんだ。きっと 2012.Aug.24th