■那珂川だより
2010.OCTOBER
タイトル/音の記憶
西日本全体が大荒れの予報。昨夜は去年の豪雨を思わせるような降りで不安な心持ち、我が家のデッキは一年のうちに三分の二濡れているのではないだろうか。雨だったり露だったり、霜だったり・・・ ガラスの溶解窯が有った頃 秋の知らせは街の方よりも一週間ほど早いキンモクセイの香りとスレート屋根に落ちて来るドングリのカンカンという音だった。今年もデッキの上にはたくさんの木の実がこぼれている。金曜日のお客様は噂していた猿を見る事ができた。お天気がよければ 小猿を連れた20匹ほどの群れで来て のんびりデッキに寝そべり木の実を食べるのだろう。それも我が家の秋の風景なのだ。
秋ではないが こんな感じ!
昨日9日福岡国民文化祭オープニング式典が那珂川ミリカローデンにて無事に終了した。アッコちゃんも堂々たる演技(?)で作品とのウォーキングをこなした。認識が甘く、想像よりもビッグイベントだった(^_^;) 大変光栄なことでした。 那珂川町が歴史上重要な場所という事はこの地に居を構えてから多少学んでいたつもりだったが 「日本書紀」や「平家物語」にも重要な拠点として記述されている。安徳台や御所ケ原とかいう地名が現存するのも興味深い。
島根県大森町から全国に展開している群言堂の松場登美氏の心に残る言葉。「復古創新」 今この土地の歴史を大切にしつつ 新しい創造をしていくという決心。 2010.Oct.10th