■那珂川だより
2010.OCTOBER
タイトル/居候くん達の食事
静かな雨の日曜です。
お昼は薄切りの新ジャガで豆乳グラタンと玄米ご飯(おこげもあってモッチリしていて受ける)をせっせと作って うちの定番居候二人+飛び入りの宿泊客(犬でなく若者三名)に出した。風邪ぎみらしく 暖かいものを喜んでくれる。カブの葉っぱも新鮮だったので漬け物にして 見かけの悪い今年のレモンの皮を刻んで混ぜたら 若者にも受けた。既に何ヶ月も家に帰ってくる(?)キョウヘイくんはおだて上手か「うまい、旨い!」といって たくさん食べてくれるから嬉しい。若者はたくさん食べんとね。忙しさの中だからこそ お昼のスタッフへのまかないと同居の息子もどきには自分の心の切り替えもあって 暇な時より段取り良く ちゃんと料理するようになっている。
今年最後のサボテンの花は何故か昼頃に咲いた。基本夜遅くに開花するので 膨らむ途中でみんなは帰ってしまい朝はしぼんでいるので美しさは画像でしかなかった。きっとその姿みんなに見てもらいたかったのだろう。2匹の蜂が雄しべのなかで気持ち良さそうにしていた。見事な大輪の花で今年も楽しませてくれました。
庭には蕗の花が咲き 枯れ葉も落ちて初冬の装いになった。朝方は吐く息も白い。薪ストーブに火を入れたとパオさんの話。夏の猛暑に引き続き冬も相当厳しくなるようだが 雪で閉鎖モードになる日が多くなるのだろうか?
そうそう松永さんにメールしていたらさっそく巣箱を持ってきていただいた。さすが家具職人が作るもの、住み心地良さそう。たくさん鳥が来始めたが、どのこの住まいになるのか楽しみが増えた。報告しますね。
「マールのドア」ー大自然で暮らした僕と犬 Ted Kerasote 河出書房新社 を読んでから約一年。大切なパートナーを無くしたTedの深い悲しみは全ての大切な人を無くした心に共通する。nature writer としても著名な彼の「犬と人生を共にすること」の考えなどを時折HPなどで読んでいる。http://www.kerasote.com/
そして 新しい本が出版された。「Pukka」 新たなパートナー「pukka」との暮らし。自分の記憶とも重なって 想いひとしお。「Pukka」のページをめくって 雨の日のお楽しみと和みアリ。2010.Oct.31st