■那珂川だより
2011.MAY
タイトル/ひまわりの微笑みのひと
朝未知の方からのメールが来て 栗尾さんが亡くなった事を知った。
私がまだコンピューター会社のOLをしていた頃 マンパワーからの派遣で少しの間 一緒の職場だった。バービー人形みたいなファッションで
好奇心にドングリのような瞳がくるくる輝いていて 素敵な笑顔の女性だった。岩国米軍ベースを訪ねたり管制官の仕事を垣間見たり知らなかった世界のドアを開いて見せてくれた。闘病生活が長かったある日突然メールを頂いてからの たまの交信を続けていた。全身不随の彼女は呼吸でパソコンを操作していて面白かった本などを紹介したりもしてくれた。ITというツールで彼女は単に寝たきりではなく 私よりもはるかに行動範囲は広く 興味のある沢山の人と語り合い、広く交流していた。
元気でパワフルな姿のみがイメージとして存在していて 交信はしていたものの 結局直接面する事ができなかった。
今夕 実家の近くのお寺で密やかなお通夜だった。遺影の彼女の笑顔は記憶の中の「栗尾真弓」さんであった。
ご冥福を心から祈ります。2011.Mar.3rd
明るい陽光の中納品前の最終作業をするあっこちゃん。愛おしく愛おしく そしてきっと輝くだろう
上を向いて・・・
ジグソーパズルかっ?