■那珂川だより
2011.APRIL
タイトル/悲しい春
いつも心に想っていた「山野草仲間」のご主人の葬儀だった。三度ほどお会いした優しいお顔とそのご夫妻の仲の良さが思い出されて胸が詰まる。闘病の食事や日々の暮らしに細やかな愛情を注がれ 一緒に戦っておられただろう夫人は 大切な存在を失って憔悴しきった心もとなげな立ち姿だった。お孫さんのお別れの言葉に再びはらはらと涙が出る。 時が悲しみを少しだけでも癒してくれた頃、毎年増えていくあの白い花の名前をもう一度お尋ねしたい。
ご冥福をお祈りします。
庭のナニワイバラに小さな蕾がたくさん出て来ている。このまま暖かくなれば ゴールデンウィークころにはまっ白な花がたわわに咲いてくれるのだろう。その枝に依存してスマイラックスも伸びていて よく見ると(よく見ないとわからない)ちっちゃな花が咲いている。初めて見る花で、みんなで観察。
これが花 接写してもよく見えない 去年たくさん植えた薔薇だちもこの数日で葉が大きくなって天に向かって蕾が伸びている 2011.Apr.21st
客先に発送するクラフトの準備で工房は慌ただしい。「はなはなトレイ」は春を思わせる華やかな彩りだ。
チカプは微睡みの中
昼食の時は寝てる場合じゃない