那珂川だよりvol.151 | 福岡のステンドグラス

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ステンドグラスのウェーブGグラス工房ブログ
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■那珂川だより

2011.APRIL

タイトル/運命の人

東京の友人から便りが届いた。
先日の震災の時、帰宅難民になり 明け方にようやく武蔵境の自宅に着いた事と大行進の中に言葉にならない結束力を感じていたこと、そのことを不思議な体験だったと前の便りで書いていた。この度の便りには「結婚した」ことが記してあった。
先の便りの終わりに自分の中で何かが変わろうとしていると結んであったので ???と思っていたが そういうこと。
「今のうちに」「生きているうちに」と感じたらしい。人との結びつきを深く考える機会になったんだね。

つきあいは25年余り。派遣先の水産会社で仕事をしていた頃で私はというと結婚に行き詰まっていて ヤサグレていた(苦笑)。転勤して来たばかりのY内クンはよく呑みにつき合ってくれた。饒舌でもなく なんとなくそこにいて音楽や酒の話をしていた。赤坂にmoony barという店があって (小雪が丸い氷を割ってそうな感じ)眺めが良くて 居心地が良かった。
数年して転勤していってからは たまにしか会わなくなったが 福岡に来た時や個展の会場にはふらりと訪ねてきてくれた。何年かして御巣鷹山の日航機事故の便に乗るはずだった事、仕事で事前にキャンセルしたことを聴いた。それが彼の一度目の転機だったのかもしれない。1年のうちの殆どライブに費やしている。最近はミュージシャンの甥のプロデュースもしているらしい。パートナーもその延長上のひとのよう。何でも一人でできた(シャツのアイロンかけから玄人のようなパスタまで)男だったから もう結婚はしないだろうなあ と勝手に思っていたが 今回の事が第二の転機となったのかもしれない。いずれにしろ 幸せになって欲しい。これまで色々とありがとう。

もう一人気になる彼はこれまた東京の親友の息子である。
まだ若いけど震災直後に別れを告げられた。誕生日も近かったし その子の近くへの引っ越しも済んだ(否、まっただ中だった) 今は仕事の忙しさで傷心は棚上げのようだが まだまだ経験値を積んで「運命のひと」を探し当ててもらいたい。2011.Apr.23rd

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「タイツリ草」♥が連なってオメデタイ!

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