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■那珂川だより
2011.MAY
タイトル／週刊ブックレビュー
早起きして「週間ブックレビューの小玉 清さんの追悼番組」を見た。
日曜の朝の定番お気に入り番組だった。皆さんと同じく小玉 清さんの熱い語りに本への愛情を感じていた。
最近では「小暮写真館」（宮部みゆき）、「雑食動物のジレンマ」（マイケル・ポーラン）、「野宿に生きる、人と動物」（なかのまきこ）などを
この番組から手に取って拝読した。
視力が落ちてから読書の時間が減った、特にベッドに入ってからの読む時間は少なくなった。一頁に二段にぎっしり文字が詰め込まれた本が大好きで（沢木耕太郎の本など） 高年齢層の為の文字列の空いたテキストの大きい本はなんとなく敬遠している。損をしているように感じられて仕様がない（苦笑） この手の本は特に文字が小さく 今となっては辛いのに大好きなんだなあ。うふふ 頬ずり♥
その「週間ブックレビュー」だが 番組時間が変更になり なかなか見辛い時間帯になった。日曜の朝の楽しみがなくなった。（録画しろってことですね とほほ）
知人の写真家「藤田洋三」氏の活躍も最新の写真集で知った。全国を巡り歩いて撮りためてきた石垣や小屋、藁小積（わらこづ）みなどのスナップをまとめた「世間遺産放浪記」（石風社）。２０年余り前に「鏝絵」を教えて下さった師である。
先日NHK BSで放送されたケン・フォレットの「大聖堂」を熱く熱く語っていた（翻訳を待てずに原書で、旅先ではドイツ語でも読んでいた）小玉 清氏という逸材の紳士を脳裏に焼き付ける。本と過ごす時間を増やそう
そんな事を思う土曜の朝、台風が接近しているらしい。長く降り続いている雨だ。2011.May.28th
