■那珂川だより
2011.JUNE
タイトル/大切なのは
工房の庭はこの雨のおかげで樹々が手足を自由に伸ばして鬱蒼となっている。
昔読んだ「長い長いお医者さんの話」という童話の中で 長患をしている深窓の少女がいてどんな名医が看ても原因が解らない。術も無く諦めていたところに屋敷の大きくなり過ぎた樹々を木こりがどんどん切り倒していく。 少女が寝込んでいた部屋の窓に太陽の光が届いて少女は元気を取り戻す というお話。なぜだか 幼な心に残っている話。
梅雨が終わったら樹々の間に風を通してやろう。
紫陽花も盛りを過ぎて 今は始めてこんなに咲いたというほどのクチナシの豊かな香りが風に乗って届く。
なるべくエアコンを入れないでと家の中の風道を探って 窓やドアを開けている。今時期は湿気も一緒に入ってくるのと ゲリラ豪雨にも注意しつつ自然の風でいこうかと・・・買っておいたリネンでサンシェードでも作ってみるかと思っている。
教室のおやつはむき緑豆を茹でたものをココナッツミルクと少しのお砂糖でベトナム風のお汁粉にして すももの砂糖漬けをトッピング 冷たくして出しているが すこぶる評判が良くって 夏の定番おやつに加えようと。
散歩しながら ヒトミに話していた。年を重ねてあちらこちらが傷んできた頃に周りに近しい三人のヒーラーの存在がある。とても幸せで頼もしいこと。三人ともに古い友人とその友人の縁で繋がった人。完全に身を委ねられる存在がとてもありがたい。
「アリスのポケット」のクラフトもついにnet shopを開店した。詳細は近々報告致します。2011.july 2nd
別角度からの「somewhere in Amazon」 photo by sasa
ギャラリー安政「たまごとあわ」展開催中です(7月3日在廊)
雑草の中に発見!卵焼きの中に入れた