■那珂川だより
2011.JUNE
タイトル/7年目のメダカ
玄関に睡蓮鉢を利用してメダカを飼っている。毎年卵が孵っては移し(親が食べてしまうので)として 生育の大きさで4鉢程になっていた。が2年前に はやり病なのか 管理を怠ったのか 10匹余りを残してほぼ死滅してしまった。
そもそもメダカを飼うようになったきっかけは 東京の親友のところを訪ねたとき。 彼女がメダカのブリードを始めたばかりでマンションのベランダには5,6鉢の槽があって 可愛がっていた。餌を食べる姿 気持ち良さそうに泳ぐ姿 ホテイアオイに卵が着いて目を凝らすと小さなベイビーが不安げに泳ぎ始めている。カワイイ。確かに癒される。 そして 帰りにはコーヒーの瓶に入れたメダカ数匹を里親に出されて 福岡まで持って帰る事になる(^_^;) たまたま麦わら帽子(お洒落なやつ)なんてかぶってきていたので思わず「夏休みの帰省の子供かよっ!」と自分に突っ込みを入れながら 飛行機に乗った。
テロ以来、公然と水を入れた瓶など持ち込もうとしたら 不審人物とみなされ ストップであるが その頃は日本も平和だった。
近年天候も雨も変調を来しているが今年も元気に増えてボウフラやヤゴと戦いながら弱肉強食社会をたくましく生き抜いている。
ヒメダカにインドメダカそして混合種
今「たまごとあわ」を開催している浮羽のギャラリー安政は安政時代に建てられたお屋敷で九州の「森林王」とも言われた名家であった。建築家や民俗学の先生たちが訪れるそうだ。祖父もお父上も木の話をしている時が楽しそうであったとオーナーが懐古される。私は木の事はあまり知らないのだが それでも 神棚の大きくて立派なこと 仏間の威厳から 由緒だとか 名家である事は感じる。
大黒様がいらっしゃる。
フルーツ浮羽の名の通り 今は桃がおいしい。合所ダムの流れ落ちる水も圧巻でギャラリーまでの道のりは涼の景色が随所にある。ぜひ お出かけ下さい。2011.July 8th
盛りは過ぎて このまま秋色紫陽花となる